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コラム
Column
2026
Jan.20

成人看護学 佐藤 正美 教授

研究室紹介
専門分野 成人看護学

私は大学卒業後、外科系の病棟で看護師として働いていました。
無事に手術が終わり、回復して退院する患者さんへ私たち医療者は「おめでとうございます」と見送ります。
しかし、退院後の生活を想像すると、本当に「おめでとうございます」でいいのか、自宅や職場で困っていることがあるのではないか、とずっと気になっていました。
時々、病棟ではなく外来で勤務する機会がありました。
実際に外来で退院後の患者さんにお会いすると、多くの方が手術により身体機能が変化して、様々な工夫をしながら悩んでいました。
これが、この研究テーマに取り組むきっかけです。

研究室の紹介

病を患う患者さんと家族を支える成人看護学

本研究室では、急な発症により入院が必要となった患者さん、慢性の病いを抱え外来通院している患者さん、そしてその家族を支える看護をテーマに、教育・研究活動を行っています。
治療には、手術をはじめ集中治療室での治療や血管内治療、抗がん剤の点滴治療など身体へ侵襲が加わるものもあります。
また、外来通院しながらの透析治療や内服管理を自身で行う治療もあります。
健康の回復へ向けて、治療効果を最大限にしながら生活への影響を最小にして、大事にしたい生活が送れるように支えるケアを探究しています。

私は、治療を受けているがん患者さんへのケアを中心に研究しています。
特に、がんを治すための手術を受け、がんは切除されたけれども、それと引き換えに食べることや排泄(排便・排尿)、そして日常生活の変化が余儀なくされた患者さんへのケアについて研究しています。
いわゆる術後のQOLを向上させるケアです。
医師は《いかに“がん”という病気を治すか》に関心を向けますが、看護師は治療効果が最大限に得られるように援助するとともに、《患者さんが自身の力を発揮し、心と身体が安寧に向かい、送りたい生活を送ること》に関心を向けます。

研究室では、学生が自ら考え行動できるよう、そして学生が持つ力を引き出せるよう演習や実習で学生をサポートしています。
また卒業研究では、学生が抱く関心の「芽」を育み探究することの奥深さと面白さを体験できるよう、学生を支援しています。

私のマイブーム

マイブームは「ウォーキング」「ジョギング」です。時々出張先にもジョギングシューズを持参することもあります。
空を眺めそして風を感じ、木々や草花から季節の移ろいも感じながら“ガシガシ”と大股で歩く・・・気分がのったらランニング。
すると頭の中がすっきりしてエネルギーが蓄えられ、いいアイデアも湧いてきます。
それから、89歳でも続けている母の影響を受けて始めた「卓球」です。
YouTubeでイメージトレーニングして、週1回汗を流しています。

看護を学ぼうとする皆さんへのメッセージ

感じ考える「芽」と疑問を抱く力を育む

看護教育で最も大切にしていることは、《学生が感じたり考えたりする、その芽を摘まないようにすること》そして《疑問を抱く力を養うこと》です。
今までの学習は、正解のある問題を解くことが多かったのではないでしょうか。
受験勉強はまさにそのような学習だったでしょう。
しかし世の中には実は答え=正解がないことばかりです。
目標へ向かって考え続ける、探究し続ける、そういう力を養えたらいいな、と思い続けています。

看護を実践し看護学研究に取り組みそして看護学教育に携わる中で、私は人間の強さやしなやかさに感動することがあります。
人々の健康へ貢献する専門職である「看護」そして「看護学」を探究しませんか。

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