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大学生活の集大成!今までの成長を感じながら取り組む“看護師”への最終ステップ
前期

看護研究に着手し実習の集大成
総合実習に臨む

4年生になると卒業研究に長期的に取り組みます。1つのテーマについて、4年間の学習と実習などの経験も踏まえながら研究を深めます。必要な論文は大学の図書館やインターネットで集めます。研究の授業や担当の先生と1対1でのゼミを通して、研究の基本を学ぶことから始めます。はじめは分からないことも多かったのですが、研究テーマが近い友達とも合同ゼミで意見交換しながら一緒に進めました。

実習の総まとめとして、総合実習を行います。これまでの実習よりもさらに専門的な内容を学びます。受け持ち患者さんにいっぱいいっぱいだった今までよりも「看護」という視点に焦点をあてて取り組み医療者としての将来像を具体的に膨らませることができました。

後期

看護学へのさらなる探求

医療者としてどのように患者さんや同じ現場で働く仲間と関わっていくかという考えを深める必修科目や、専門的な内容を学べる選択科目が中心となります。ここでの学習は、4年間を通して学び、経験してきたことを基盤として取り組む内容になるので、言葉通り“総まとめ”の授業です。グループで取り組むことも多く、みんなで成長していく楽しさがありました。また、その中で自分と友人たちのもつ看護観の違いが現れることも4年生ならではの学習であり、おもしろさを感じました。

そして11月には看護研究の集大成となる発表を行います。長期間取り組む課題であるため、ここで得られる達成感はとても大きく、先生方とゼミの仲間とそれを分かち合えることがうれしかったです。

国家試験に向けて

国家試験は、看護師・保健師へと向かう4年生の最終ステップです。
例年、教室や図書館などで勉強し、4年生全員で模試を受けるなど、みんなで切磋琢磨しています。


VOICE
4年生の1年間を改めて振り返ってみると、自分の考えを尊重してくれる授業が多かったと感じました。授業や実習、課題に取り組む中で得られた知識を身につけ、経験を重ねて自分自身のこれまでの成長を強く感じています。「困っている人を助けたい」という漠然とした私の看護師への想いは、今ではより具体的で専門的なものに変化しました。たくさんの患者さんや医療者の方々、先生方との出会い、その1つ1つが自分の将来の看護師像に影響を与えています。また1学年が60人と少人数の中で過ごしたため同級生との間に生まれた絆も深まり、私のとても大切な財産となりました。
“看護”という専門的な勉強は、忙しい日々でしたが、この4年間の学びを通してこの大学でよかったと思っています。これから看護の道を進むみなさんが充実した学生生活を送れますように!

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