慈恵の看護学科を知る

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カリキュラム

看護専門職に必要な
知識や技能だけでなく、
病める人の心に寄り添える
資質の高い看護実践者の育成を目指しています。

E-ポートフォリオとリフレクションで主体的に成長する4年間

学生自身がVision(将来像)と
Gaol(目標)を設定し
リフレクション(振り返り)
を行うことで
目指す姿に向けて
必要な力を積み上げます
1年生
科目横断総合試験
7月
  • GoalとVisionの設定
看護総合演習Ⅰ
自分をみる
他者をみる
自分と他者の考え方の違い、多様な考え方を受け入れる。
2年生
科目横断総合試験
4月
  • リフレクション
  • GoalとVisionの設定
看護総合演習Ⅱ
看護の対象を
みる
看護の対象を理解し看護活動に必要なパートナーシップ、コミュニケーション、共感、倫理的態度を理解する。
3年生
科目横断総合試験
4月
  • リフレクション
  • GoalとVisionの設定
看護総合演習Ⅲ
看護の技術(わざ)
みる
学生自己の技術を多角的に評価し、課題を認識する。
4年生
4月
  • リフレクション
  • GoalとVisionの設定
11月
  • リフレクション
  • 卒業後の
    GoalとVisionの設定
看護総合演習Ⅳ
看護の役割を
みる
臨床倫理、保健・医療・福祉の支援チームにおける看護専門職の役割を理解する。
教養教育科目
人文社会科学系、自然科学系、
外国語を学びます。
看護専門基礎科目
人々の心身の健康を保持・増進するために不可欠な知識としての身体のしくみや、健康と社会環境との相互作用、医療を取り巻く制度・政策などを学びます。
看護専門科目
優れた看護の実践者として、研鑽し続ける生涯学習者としての基礎を身につけます。

1年生 自分をみる、他者をみる

  • 教養教育
    科目
  • 看護専門
    基礎科目
  • 看護
    専門科目

医療基礎科目では、医学科生と一緒に演習やディスカッションを行いながら、物事を総合的・多面的に理解する能力、医療者に必要な倫理的知識・技術・態度を習得し、自分自身を客観的に理解する能力を習得します。
このような共修科目を通して医学科生とは、患者さんをともに支えていくためのパートナーシップを築いていきます。
看護専門科目では、生活援助の基礎や生活援助の方法と実践について学びます。

1年生の時間割例

夏休み前の病院実習

看護学生としてのはじめての実習(基礎看護学実習)では、看護師をはじめとして、医師・栄養士・薬剤師などの医療専門識者に同行し、実践活動に参加します。
実習を通じて「看護とは何か」を考え、看護職者を目指すものとしての自分の在り方を見つめます。

  • 学生生活をサポートする相談の窓口

臨床心理士のカウンセリングによるメンタルヘルスサポートなど、教職員だけでなく専門家も常駐しており、みなさんの大学生活を支えます。


2年生 看護の対象をみる

  • 教養教育
    科目
  • 看護専門
    基礎科目
  • 看護
    専門科目

病気のメカニズムと治療プロセスなどの疾病・治療学や、薬理学、臨床栄養学などの科目が始まります。また、各看護領域の講義・演習も本格的に始まり、より実践的な学習を行います。

2年生の時間割例

初めて患者さんを受け持つ実習がスタートします

2年生前期の実習(生活過程援助実習)では、病気で入院している一人の患者さんを受け持ち、初めての看護援助を行います。
後期に実施する地域連携実習では、病院外来、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所など、地域をはじめとするさまざまな機関・職種連携の中で看護師が果たす役割を学びます。


3年生 看護の技術(わざ)をみる

  • 看護専門
    基礎科目
  • 看護
    専門科目

前期までの学内演習や、後期から始まる臨地実習などの自ら考え実践する体験を通し、看護実践能力を身につけます。

3年生の時間割例

看護実践力を身につける臨地実習

実習では、患者さんを受け持ち、病状、治療方針、看護方針、生活背景などの個別性をふまえて、看護計画を立て、必要な援助を実践するプロセスを学びます。

公衆衛生看護学の講義(保健師教育課程選択者)

人々が生活する場である地域において、健康と生活を守り、質を高めていくための看護の知識・技術、また、看護の機能を社会に幅広く適応させる方法を習得します。

  • 実践能力を高める充実した教育環境

モデル人形や高機能シミュレーターなど多くの教材が完備されており、臨床の現場により近い環境で技術を磨くことができます。少人数制のため、一人ひとりが納得できるまで練習をすることができるのが本学の特徴です。


4年生 看護の役割をみる

  • 看護専門
    基礎科目
  • 看護
    専門科目

実習の総まとめとして、個々の学生が関心の高い領域を選択する総合実習を行います。また、チーム医療や倫理的問題など、専門性の高い授業を医学科の学生とともに学びます。

公衆衛生看護学の実習(保健師教育課程選択者)

3年生での座学に続き、実習では保健所や市町村の保健師から直接指導を受けるなど、地域住民の健康・生活を守り、その質を高めていくための看護を考え、実践します。

4年間の集大成である卒業研究

自分の関心分野において看護研究を行い、成果をまとめて口頭発表し、看護研究論文を作成します。

  • 専門分野の蔵書が充実した図書館

自身の関心ある研究テーマを掘り下げ、専門領域に踏み込んで学習や研究を進めるために文献の収集や分析は欠かせません。本学の図書館は皆さんの関心にこたえる充実した蔵書を有しており、卒業研究やその先の大学院での研究にも役立てることができます。


教員からのメッセージ

在宅看護学では、健康上の問題を持つ人が、自宅やそれに準じた環境で、よりよく生活を継続できるように支援することを学びます。学内での小グループによる演習で、自宅への訪問看護場面を設定したロールプレイングを含む実践的な学習を終えた後、病院の退院支援部門や訪問看護ステーションの実習で実践力を高めます。実践経験豊富な教員が、学生達をしっかりフォローしています。恵まれた学習環境で、一緒に学んでみませんか。

看護学科長 北 素子 教授
(在宅看護学)

本学科は、少人数制できめ細やかな指導体制をとっており、医学科といっしょの共修授業も多い点が特徴です。主な実習は、卒業生も活躍している4つの大学附属病院で実施しており、充実した学修環境にあります。入学するとすぐに、医学科とのスタートアップセミナーがあります。一緒に学ぶことで、看護専門職を志すモチベーションがさらに高まると思います。本学科で看護学を学んでみませんか。みなさんのご入学を心からお待ちしています。

田中 幸子 教授
(基礎看護学)

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